【はじめに】
年齢や季節の揺らぎとともに、「肌のハリが少し落ちたかも」と感じる瞬間があります。乾燥、ストレス、冷え、血流の低下。これらはすべて肌の弾力を左右する大きな要素です。外側のケアも大切ですが、肌のふっくら感は“内側”の巡りと深く結びついています。
今回は、肌のハリ・弾力を内側から育てるハーブと、moonlight sirius流の「ハリリチュアル」をご紹介します。
【1. 肌のハリは“内側”の美しさで決まる】
肌の弾力は、コラーゲン・水分量・血流・ホルモンのバランスなど、見えない部分の健康状態が大きく関わっています。特に冬〜早春は乾燥や冷えで巡りが滞り、肌が“薄く”感じやすい時期。こんなとき、内側を温めるハーブティーは優しい味方になります。
【2. 巡りとコラーゲンの関係】
コラーゲンは肌の土台ですが、その生成をサポートするためにはビタミンC・鉄・アミノ酸、そして“血流”が欠かせません。血流が悪いと必要な栄養が肌まで届かず、ハリ不足やくすみに。だからこそ、巡りをよくしながら栄養を補うハーブティーが鍵になります。
【3. ハリを育てるハーブティー】
■3-1. ローズヒップ
「ビタミンCの宝石」と呼ばれるローズヒップは、コラーゲン生成に欠かせない栄養を豊富に含んでいます。レモンの20〜30倍のビタミンCとも言われ、毎日の美容ティーとして最適。ほのかな酸味が、肌が目覚めるような爽やかさを感じさせてくれます。
■3-2. ハイビスカス
鮮やかなルビー色のハーブ。クエン酸やビタミン、ミネラルが巡りを助け、肌にふっくらしたハリ感を与えてくれます。味はフルーティーで、キュッと引き締まる酸味が特徴。肌に元気がない日や、むくみやすい日におすすめです。
■3-3. ヒース
ヨーロッパで“美しさを守る花”として知られ、エイジングケアに役立つハーブ。アルブチンを含み、肌を滑らかに整えます。味はほのかに甘く柔らかく、ローズと相性抜群のハーブです。
■3-4. ローズ
心と肌、どちらも潤わせてくれるハーブ。優雅な香りは自律神経を整え、女性らしいハリのある肌づくりをサポートします。ローズは肌の巡り、心の巡り、どちらも整えてくれる特別な存在。
【4. ハリを引き出すmoonlight sirius式インナーケアルーティン】
・朝はローズヒップ+ハイビスカスのブレンドで肌を目覚めさせる
・日中はローズの香りで心と巡りを整える
・夜はヒースティーで静かに肌を休ませる
・ティーカップの近くに天然石(ローズクォーツ・ムーンストーン)を置くと、気持ちもふっくら静まる
特にローズクォーツは“自己愛”と“美”を象徴する石。内側美容と相性の良いストーンです。
【5. 月とハリの関係 ― 満ちていく力を味方に】
月が満ちていく時期は、吸収力が高まり、美容に最適なタイミングと言われています。
満月に向かう一週間は、ハリを育てるハーブを意識的に取り入れましょう。
さらに、ティーカップの中に間接照明が映り込むように置くと、満ちていく月をイメージできます。
“月光美容”のような静かなリチュアルは、心まで柔らかく整えてくれます。
【6. おわりに:肌をふっくらと育てる時間】
肌のハリは、特別なスキンケアだけでなく、日々の小さな習慣で変わっていきます。
ハーブティーは内側の巡りを優しく整え、月のサイクルは心のリズムを穏やかに。
“肌がふっくらするような安心感”を、毎日のティータイムで育ててみてください。
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