ハーブティーの中には、
「体にいい」以上の意味を持つ植物があります。
それらは、
神聖、守護、祈りといった言葉と共に、
土地や人々の暮らしに深く根づいてきました。
夜という時間もまた、
日常と非日常の境界です。
だからこそ、
夜に選ばれてきた植物には、
「終わらせる」「守る」「整える」という役割が与えられてきました。
神聖な植物とは「効くもの」ではなく「託されてきたもの」
神聖なハーブとは、
特別な成分を持つ植物のことではありません。
それは、
- 儀式で使われてきた
- 家や人を守る象徴だった
- 世代を超えて受け継がれてきた
意味を預けられてきた植物 です。
夜にそれらを飲むという行為は、
一日の終わりを、
個人だけでなく「文化の流れ」に預けることでもあります。
トゥルシー(ホーリーバジル)|祈りと共にある植物
トゥルシーは、
インドで「女神の化身」とされる植物です。
家の前に植えられ、
人の暮らしを見守る存在。
トゥルシーの役割は、
活性ではなく、
調律。
夜に飲むトゥルシーは、
頑張った体を元の位置に戻すための一杯です。
アンゼリカ|守護と境界のハーブ
アンゼリカは、
ヨーロッパで「天使のハーブ」と呼ばれてきました。
疫病や不安から人々を守るため、
修道院や家庭で大切に育てられてきた植物です。
アンゼリカが象徴するのは、
境界を越えさせない力。
夜にアンゼリカを取り入れることは、
外の刺激を内側に持ち込まない、
という意思表示でもあります。
大和橘(やまとたちばな)|日本の「常世」を象徴する香り
大和橘は、
日本書紀にも登場する、
非常に古い柑橘です。
一年を通して葉を落とさず、
白い花と実をつける姿から、
常世(とこよ)――
変わらぬ世界の象徴とされてきました。
ひな人形で、
おだいりさまとおひなさまの左右に飾られるのも、
- 桜=移ろい
- 橘=永続
という、日本独自の世界観によるものです。
夜に大和橘の香りを取り入れることは、
「今日が終わっても、自分は続いていく」
という安心を体に伝える行為です。
土地に守られてきた植物たち
神聖な植物は、
特定の宗教に限りません。
ヨモギ(日本)
邪気払い、浄化、産後の養生。
生活と共にあった守りの植物。
ジュニパー(北欧)
場を清める香りとして、
儀式や焚き火に使われてきた植物。
セージ(ネイティブアメリカン)
空間と心を整えるための神聖なハーブ。
共通しているのは、
人を元に戻すために使われてきたこと。
夜のハーブティーは、文化に身を預ける行為
夜は、
一人で頑張る時間ではありません。
神聖なハーブティーを飲むことは、
長い時間をかけて積み重ねられてきた
人々の知恵に、
自分を委ねること。
「今日はここまで」
そう言える一杯を持つことで、
夜は静かに終わっていきます。
まとめ|神聖さは、思い出すもの
- 神聖な植物は意味を託されてきた存在
- 土地ごとに守られてきたハーブがある
- 夜は文化と共に終える時間
神聖さは、
新しく得るものではなく、
思い出すもの。
夜の一杯が、
その記憶を呼び戻してくれます🌙
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